【0037】『意識改革』
考え方や関心、取り組みの姿勢などを、従来のものから
新しいものへ入れ替えること、意識を改革すること。
右肩痛からの完全復活を目指す日本ハム・ファイターズの
斎藤佑樹投手がイースタン・リーグ巨人戦に先発し、
3回2/3を3安打3失点という内容でした。
2011年にプロ初登板初勝利と、華々しいデビューを飾った彼が
なかなか本来のピッチングができず、苦しんでいるようです。
甲子園で投げ合ったかつてのライバル、楽天の田中将大投手
は開幕から負けなしの12連勝。さぞかし歯がゆい思いでしょう。
アマチュア時代は最速150km前後を誇ったストレートも、
今ではせいぜい130km台後半・・・。
痛めた肩をかばいながらも、フォームを改造することにより、
昔の球威を取り戻そうとしては、ジレンマに陥ってるみたいです。
素人の私が言うのもなんですが、今までの意識を変えなくては
厳しいプロの世界で生き残っていくのは非常に難しいですね。
同一チーム内ですが、かつて、読売巨人軍の剛腕・江川卓氏と
ともに活躍された西本聖氏のスタイルを真似てほしいです。
決して球速の早くないボールで打者を手玉に取るピッチングは
圧巻でしたね。“投球術”というんでしょうか、江川卓氏と堂々と
エースの座を争っていました。
「剛」の田中に「柔」の斎藤。当時、すさまじい人気を誇った
“ハンカチ王子”の復活を心より願っている誠榮です。