【0043】『徳を積む』
人を幸せにする行為を常に心がけ、かつ実践するということ。
「ありがとう。」と感謝する行為を裏返せば、そこには感謝されるべき
良い行いが必ず存在するということは明白ですね。
昔から母親に「良い行いを心掛けて、徳を積みなさい。」と口うるさく
言われてきましたが、まったくその教えを裏切っている誠栄です・・・。
私の母は自分が言うのもなんですが、とにかく、どんな時でも人様の
お役に立てるようにと、いつも考えているようなデキた人間で、
自分のことは二の次三の次、毎日あちこち忙しく走り回っています。
そうはいっても、日々実践することはなかなかたいへんですよね。
難しく考えないで、まずは目の前の人を幸せにすることを意識して
いければ、自然と徳を積むことができるのではないかと思います。
それは、自分の妻や旦那であったり、親であったり、子どもであったり、
はたまた道に迷って困っている人であったり、重い荷物を担いでいる
お年寄りであったり、仕事でミスして落ち込んでいる同僚であったり。
こういったことに見返りなどを求めてはいけないんでしょうけれど、
スタンプカードが徳で一杯になった時、それがいったいどれくらい
貯まったらゴールなのかは誰にもわかりませんが、
ひとりの人間として成長できることだけは確かなのではないでしょうか。