【0056】『運命』
普段、「運」や「運命」をどのように考えていますか。
「運」と「運命」では大分ニュアンスが違いますが、大雑把に考えるならば
「先天性」か「後天性」かという認識が争点となります。
よく使う言い回しに「持って生まれた運命だから。」(先天的)だとか、
「自分の運(命)は自分で切り開く。」(後天的)などがありますよね。
非常に楽天的な私は、もちろん後者の考え方を圧倒的に支持します。
「生まれながらにして自分自身の運命は決まっていて、何人もそれに
抗うことはかなわない。」と運命論者は語りますが、果たしてそうでしょうか。
私にはまったくそうは思えません。
生まれた時すでに決まっているレールの上をひたすら真っすぐに走り続け、
そのレールの最も先に当たる終着駅がどこに、どのような形で存在している
のかも決められているということですね。
そんな列車には断じて乗りたくないし、自力で舵を変えることができれば、
終着駅も変えられると信じたいですね。