【0088】『イエス様とお釈迦様<2>』
昨日のお話しの続きになります。
キリストが誕生した時、メシア(救世主)の出現を知らせる為に、
東方から3人の賢者(東の博士)が訪れました。
釈迦が生まれた時も神の降臨に気付いたヒマラヤのアシタ仙人が
誕生間もない釈迦の元を訪ね、「世界の王となる子が生まれた
ことを天上からお告げを受けて、私はここへやってきました。」
と述べたといいます。
賢人や仙人がその誕生を祝福し、礼拝に訪れているのですね。
キリストがヨルダン川で洗礼を受けてすぐに、砂漠で40日間、
「世界の王にしてあげよう。」と悪魔の誘惑に会いました。
一方、釈迦は尼連禅河(ネーランジャラー)で洗身したあと、
49日間、仏陀伽耶(ぶっだがや)の菩提樹の下で禅定していると、
「世界の転輪聖王にしてやろう。」と悪魔にそそのかされます。
二人とも悪魔の誘惑に打ち勝って悟りを開き、聖人となりました。
さらにお話しは続きますが次回に。